こんにちは、土地家屋調査士のはるです。
『土地家屋調査士試験に絶対合格したい!』と思っている方、ぜひ最後までご覧ください。
私は土地家屋調査士試験に合格済みで、アガルートと東京法経学院の受講経験があります。
今回は受講経験をもとにアガルートと東京法経学院の徹底比較と実績、評判、口コミを紹介します。
受講を迷われている方に参考になれば幸いです。
アガルートは実績、評判ともに上々【超おすすめ】
アガルートの特徴と評判
アガルートの特徴
- 令和4年度の合格率:驚異の53.65%!
- 価格は業界最安でコスパ最強
- 講義はオンラインに特化
- テキストはフルカラーで他社と比べコンパクト
- テキストを持ち歩かなくても学習可能なデジタルブック機能がある
- 複素数計算がマスターできる
- 講師はSNS等で最新情報を発信
- 質問制度で充実のフォロー体制
- 合格したら全額返金または合格お祝い金がもらえる
令和4年度の合格率:驚異の53.65%!
アガルート受講生の合格率53.65%の実績は間違いなく業界ナンバー1です。
全国平均の5.58倍の脅威の合格率です!
後述する東京法経学院は合格者数で業界ナンバー1ですが、合格率はアガルートが業界ナンバー1となります。
アガルートは一発合格者が非常に多いのも特徴です。
アガルートの一発合格については、合格率50%(令和2年度)となっています!
理由は教材が分かりやすく、コンパクトなので学習効率が非常に良いためです。
他社との講座を比較すると分かりますが、挫折の心配もありませんし、本当に無駄がありません。
合格に必要な情報はしっかり網羅されていますのでご安心ください!
アガルートはオンライン特化のため、講義が受講開始と同時に学習できるのが特徴です。
アウトプットの期間が多く取れるため、一発合格や1年合格が可能となっています。
価格は業界最安でコスパ最強
アガルートは通信(オンライン)講座ということもあり、徹底的に運用コストを下げています。
そのため、受講料も業界最安値で提供されているはありがたいですね。
大きな教室を持つ東京法経学院やLECにはマネできない価格となっています。
決して安かろう、悪かろうではありませんのでご安心を!
講義はオンラインに特化
一講義は論点ごとに5分から30分弱の短いチャプターとなっており、テキストを写しながらの講義で非常に分かりやすいです。
書式(記述式)の講義では関数電卓や定規を映し出しながら解説してくれるので、手元の作業が分かりやすいです。
テキストはフルカラーで他社と比べコンパクト
アガルートのテキストの特徴は本当に無駄がありません!
もちろん、合格に必要な情報は全て網羅されています。
択一式と記述式の論点を分けずに、体系的に理解できるように作られているので知識の整理がしやすいのが特徴です。
必要な条文・先例通達が網羅されているだけでなく、その趣旨・理由が多く載っているのが非常に良いです!
アガルートと東京法経学院のテキスト比較
アガルートのテキスト 不動産登記法 | 約530ページ |
東京法経学院のテキスト 不動産登記法 | 約830ページ |
不動産登記法だけで約300ページもアガルートが少ないのです。
テキストはページ数が多ければ良いというものではありません。
合格に必要な情報が載っていれば十分です。
アガルートのテキストはカラーでイラストも豊富で非常に理解しやすく読みやすいです。
一方、東京法経学院のテキストは情報量は確かに多いですが、内容は出題頻度の低い条文等が多く掲載されています。
ポイント等の解説もなく初学者には理解しにくいのがマイナス点です。
そのため、アガルートと比べるとどこまで覚えるべきなのか分かりづらく復習もやりにくかったです。
アガルートはページ数が少ないため、復習が効率的にできます。
アガルートのテキスト量が少なくて最初はこんな不安を持つ方もいます。
テキストを持ち歩かなくても学習可能なデジタルブック機能がある
デジタルブックとはスマホやタブレット、PCでテキストをいつでもどこでも見ることができる機能です!
デジタルブック機能は本当に便利なんです。
スマホはいつでも持ち歩いてると思いますが、テキストは必ずしも常に携帯はしてないですよね?
ちょっとしたスキマ時間でスマホからテキストを見ることができるのでいつでもどこでも学習することができるんです。
デジタルブックは便利な機能に『検索機能』があります。
例えば、印鑑証明書を添付する必要がある登記は何だったかな?と思ったときに「印鑑証明書」と検索すればテキストの印鑑証明書を全て検索してくれて一覧表示されます。
復習の際にはかなり重宝すると思いますのでぜひ使ってみてください!
複素数計算がマスターできる
現在の土地家屋調査士試験では時間短縮のために複素数計算は必須です。
アガルートの中山講師からは複素数計算について、本試験に必要で実用的な方法を習得できます。
難しい知識や計算方法は必要ないので安心してください。
アガルートが誕生する前まで、東京法経学院は複素数計算を完全否定していましたが、近年は東京法経学院も必要性を理解したようで複素数講座を出しています。
東京法経学院には申し訳ないですが、複素数計算はアガルートで学習する方が絶対に良いです。
講師はSNS等で最新情報を発信
アガルートの中山講師はブログやX(旧ツイッター)で試験の最新情報や学習アドバイスなどを積極的に発信しています。
アガルートを受講しないにしても必ずチェックしておきましょう!
質問制度で充実のフォロー体制
アガルートは通信(オンライン)講座のため、サポート体制が気になるところだと思います。
サポート体制については正直、こんなに手厚くサポートしてくれて大丈夫なの?と心配してしまうほどです。
質問では講師が直接質問に回答してくれます。
質問対応もいつでも何度でも分かるまで対応してくれます。
合格したら全額返金または合格お祝い金がもらえる
コスパ最強の理由がこの全額返金です。
合格者の多くが全額返金の制度を利用しています。
合格お祝い金は土地家屋調査士合格で3万円、測量士補とダブル合格で5万です。
この制度は本当にモチベーションが上がりますね!
アガルートのタイプ別おすすめ講座
全くの初学者や基本からじっくり学習したい方向け
『一発合格カリキュラム』がおすすめです。
一発合格が多く出ている看板講座です。
アガルート公式サイト:土地家屋調査士
答練についてはアガルートは添削・成績表などがありません。
そのため、個人的には東京法経学院の受講を強くおすすめします。
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土地家屋調査士試験の答練は東京法経学院がおすすめな理由【最新版】
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学習経験者や行政書士以上の他資格保持者向け
『中上級総合カリキュラム』がおすすめです。
土地家屋調査士試験の全範囲を一応学習された方や行政書士、司法書士などの資格所持者は『中上級総合カリキュラム』が良いでしょう。
ただし、宅建士の資格保持者は『一発合格カリキュラム』を選んだ方がいいです。
インプット講義は基本的に『一発合格カリキュラム』と同様の内容なので、基礎に不安があっても書式にも重点を置く『中上級総合カリキュラム』やアウトプットに特化した『上級総合カリキュラム』がおすすめです。
『合格総合講義』のみはあまりおすすめできません。
インプット講義のみの講座だからです。
書式対策の講座が不足するので別で追加する必要があります。
追加で講座を増やすよりも価格がお得になる総合カリキュラムを選択しましょう。
測量士補から取得したい方向け
午前の部を免除のために測量士補の取得から目指す場合は『ダブル合格カリキュラム』がおすすめです。
アガルート測量士補の受講生の合格率は96.9%(令和4年度)です。
安心して『ダブル合格カリキュラム』を受講してください。
アガルート公式サイト:土地家屋調査士
もっと手厚いサポートえお受けたい場合は定期カウンセリング
講師が直接、個別に毎月30分ほど学習をフォローする「定期カウンセリング」制度があります。
学習状況を客観的に分析してくれたり、一人ひとりに合わせた学習計画を立ててくれます。
さらに、質問についてもゼロから講義もしてくれるのでおすすめです!
お金に余裕があって、さらに手厚いサポートが受けたい場合は定期カウンセリング付きの講座を選んでください。
この方は見事合格されました!
東京法経学院【アガルートが合わない方向け】
東京法経学院の特徴と評判
東京法経学院は基本的にアガルートが合わない方におすすめです。
東京法経学院の特徴
- 令和4年度の合格占有率:72.8%
- 講義は板書スタイル
- 価格はやや高め
- 受講スタイルは通学と通信が選べる
- 長年の実績から土地家屋調査士試験を知り尽くしている
- 答練など演習講座だけでも受講する価値あり
- 合格したら全額返金
令和2年度の合格占有率:72.8%
令和2年度の合格者424名中309名が東京法経学院の講座、メディア教材、書籍直接購入された人数です。
ここで気を付けてほしいのは本科講座だけの実績ではないことです。
数字だけ見ると凄そうに見えますが、他予備校の受講生で書籍を購入した人数も含めてますので数字は目安としてください。
純粋な合格率は不明です。
講義は板書スタイル
一講義が1時間30分~2時間となっており、板書スタイルです。
板書の時間が長いため、講師の背中を見ている時間の方が長く感じるかもしれません。
人によっては「無駄な時間」と思うでしょう。。
「あとはテキストを読んでおいてください」と言って特に講義がない場面も多々あります。
計算や作図については最低限の知識は教わりますが、実際の手元を映しての講義はありません。
大きな三角定規を黒板に貼り付けての講義はありますが、アガルート比較すると非常に残念に思います。
価格はやや高め
東京法経学院の答練付きの価格は割引適用で20万円台から40万ほどとなっており、アガルートに比べると高めの設定になっています。
ただ、アガルートの登場で価格は以前より安くなってきた印象があります。
受講スタイルは通学と通信が選べる
東京法経学院は大きく通学と通信の2つから選べます。
通信はDVDタイプとインターネットからダウンロードタイプに分かれます。
近くに校舎がない場合は通信を選択するしかありません。
講義は高校や大学の授業のように板書スタイル
1回の講義が2時間から2時間30分ほどあるので学習にはまとまった時間が必要です。
板書の時間が長いため、講師の背中を見ている時間の方が長く感じるかもしれません。
人によっては「無駄な時間」と思うでしょう。。
「あとはテキストを読んでおいてください」と言って特に講義がない場面も多々あります。
計算や作図については最低限の知識は教わりますが、実際の手元を映しての講義はありません。
大きな三角定規を黒板に貼り付けての講義はありますが、アガルート比較すると非常に残念に思います。
一方、アガルートの1回の講義時間は5分から長くても30分弱で構成されているのでスキマ時間に学習ができるため効率的です。
また、アガルートは講義映像にテキストも映し出されるのでテキスト無しでも学習可能です。
インプットの講義時間はアガルートが約80時間、東京法経学院が約120時間です。
東京法経学院は教室講義の録画のため、教室講義のスケジュールに合わせる必要があります。
すべての講義が終わるのは2月ぐらいで、その後はずっと答練が続きます。
アウトプットの材料は揃っていますが、問題の分析・解説は最小限なのが残念です。
過去問学習は各自に任されているうえ,講義形式での解説がないのもマイナス点です。
正直、東京法経学院の板書スタイルはアガルートと比べると時代遅れ感があり、無駄に思えます。
東京法経学院の質問制度
通信の場合は質問票の送付かメール対応になります。
回答までに時間がかかるのがマイナス点です。
通学の場合は休憩時間に講師へ質問できますが、時間の制限があります。
長年の実績から土地家屋調査士試験を知り尽くしている
東京法経学院の土地家屋調査士試験の受験指導は1967年に始まりました。
日本土地家屋調査士会連合会とも連携しており、講演会も定期的に行っています。
土地家屋調査士試験の指導歴に関しては業界ナンバー1です。
答練など演習講座だけでも受講する価値あり
東京法経学院の答練は必ず受講したいです。
問題の質が良いのはもちろんですが、受講生が多いため、正確な自分の位置が把握できます。
また、時間配分などの戦略を実践できる場でもあります。
アガルートの最大の弱点は答練など演習講座の不足です。
ここだけは東京法経学院には勝てません。
もし、アガルートを受講していても東京法経学院の答練は受講すべきです。
アガルートの定期カウンセリングでも東京法経学院の答練をおすすめしてるみたいですね。
合格したら全額返金
アガルートと同様に合格したら全額返金制度があります。
ぜひ活用してください!
東京法経学院のタイプ別おすすすめ講座
全くの初学者や基本からじっくり学習したい方向け
通学の場合は土地家屋調査士本科2024+答練2024がおすすめ。
通信の場合は土地家屋調査士 新・最短合格講座がおすすめ。
答練は必ずセットで申し込みましょう。
セットの方がお得な価格で受講できます。
東京法経学院公式サイト:土地家屋調査士
学習経験者で基礎講座は不要な方向け
東京法経学院には中上級の本科講座はありません。
基礎講座が不要の場合は答練だけの受講をおすすめします。
まとめ
まとめ
- 土地家屋調査士試験の講座はアガルートがおすすめ
- アガルートの中山講師が合わない場合は東京法経学院がおすすめ
- 答練は東京法経学院がおすすめ
最後に
合格するためには学習を継続する努力が必要です。
講座を受講したからといって合格が約束されるわけではありません。
「受講したら合格するかなー?」と、軽く思っている方は受講しない方が良いです。
講座の申し込みをする前に『絶対合格する!』と、覚悟を決めてから申し込みをしてください。
頑張ってください!!